部屋探しから入居までの流れ
部屋を借りるのは、何度もあることではありませんね。だから「次は何をすればいいの?」と不安になりがちです。でも大丈夫。やることはたった6つのステップだけ。じゅんばんを先に知っておけば、ひとつずつ落ちついて進められますよ。
ぜんたいは6ステップ
まずは、ぜんたいの流れを見てみましょう。下の図は、時間の流れにそって、やることをならべたものです。いちばん早くて2週間、ふつうは1ヶ月くらいかかると思っておくと安心ですね。
- 1 Day0 物件探し 条件を決めて候補集め
- 2 〜Day7 内見 実際に部屋を見る
- 3 Day7 申込 借りたいと意思表示
- 4 3〜7日 入居審査 払えるか審査
- 5 Day14頃 重説・契約 説明を受け署名
- 6 Day30頃 入居 鍵を受け取る
では、ひとつずつ見ていきましょう。
STEP1:物件さがし(部屋をさがす)
まずは「どんな部屋に住みたいか」のじょうけんを決めます。住みたい場所・家賃・部屋の広さ・駅から歩いて何分か・建ってから何年たった建物か(築年数=ちくねんすう)・どんな設備があるか、などですね。
じょうけんが決まったら、SUUMO・HOME'S・アットホームなどの検さくサイト(たくさんの部屋を集めたサイト)や、町の不動産屋さんで部屋をさがします。
STEP2:内見(ないけん=部屋を見に行く)
気になった部屋を、じっさいに見に行くのが内見です。写真だけでは分からないことを、自分の目・耳・鼻でたしかめる大事なステップですよ。できれば2〜3つの部屋を見くらべましょう。1つしか見ないと、それが良いのか悪いのか、くらべるものがなくて分からないからです。
STEP3:申込(もうしこみ=「借りたいです」と伝える)
「この部屋を借りたいです」と伝えるのが申込です。申込書に、名前・はたらいている場所・お給料などを書いて出します。ここで大事なことがひとつ。申込は、まだ契約ではありません。申込のあとでも、やめられることが多いのです(ただし、契約をしたあとでやめると、お金がかかることがあります)。
STEP4:入居審査(にゅうきょしんさ)
大家さんや管理会社が、「この人に部屋を貸して大丈夫かな(=毎月ちゃんと家賃を払えるかな)」をたしかめるのが、入居審査です。「審査(しんさ)」とは、調べてOKかどうかを決めることですね。だいたい3〜7日くらいかかります。お給料や、どんなお仕事をしているか、同じ職場で何年はたらいているか、などを見られます。
目あすは「家賃は、手取りのお給料の3分の1まで」。たとえばピザを3つに切って、その1つぶんまでが家賃、というイメージですね。審査でも「お給料が、家賃の3倍より多いか」がよく見られます。
| 家賃(月) | 目安の月収 | 目安の年収 |
|---|---|---|
| 6万円 | 18万円以上 | 約216万円 |
| 8万円 | 24万円以上 | 約288万円 |
| 10万円 | 30万円以上 | 約360万円 |
| 12万円 | 36万円以上 | 約432万円 |
以上
月収 ÷ 家賃の目安
家賃は手取り月収の1/3以内が無理のないライン
STEP5:大事な説明を聞いて、契約する
審査に通ったら、宅地建物取引士(たっけんし)という国の資格を持った人から、部屋や契約の大事なことを説明してもらいます。これを重要事項説明(じゅうようじこうせつめい)、みじかく「重説(じゅうせつ)」とよびます。これは法律で「かならずやりなさい」と決められた手つづきですよ。
説明を聞いて「うん、なっとくできた」と思ったら、契約書に名前を書いてハンコをおします。そして、はじめのお金(初期費用)を払います。
STEP6:入居(にゅうきょ=かぎをもらって住みはじめる)
契約がはじまる日にかぎを受け取って、いよいよ引っこしです。ここで、かならずやっておきたい大事なことがひとつありますよ。
これで、部屋さがしから入居までの流れが分かりましたね。次は、契約のときにまとめて払うはじめのお金(初期費用)の中身と、不動産屋さんに払う手数料のルールを、くわしく見ていきましょう。