購入の流れと諸費用
買いたい家のイメージがかたまったら、いよいよ手つづきです。家を買うときは「お金の用意」と「家さがし」の2つを同時に進めていきます。さがしはじめてから住めるまで、だいたい数か月〜半年くらい(注文住宅なら1年以上)が目あすですよ。このページで、ぜんたいの流れとお金のことを、じゅんばんに見ていきましょう。
家を買うまでの流れ(じゅんばん)
まずは、住めるまでの流れを上から下へ見てみましょう。家を「買いたい!」と手をあげるのは早いもの勝ちです。だから人気の家では、お金を借りられるか先にしらべておく(事前審査)と、スムーズに進みますよ。
- 1 じょうほう集め・お金の計画 STEP 1
よさん・場所・タイプを決める
- 2 ローンの事前しらべ STEP 2
いくら借りられるかを早めに知る
- 3 家さがし・内見 STEP 3
10けん近く見ると相場がわかる
- 4 「買いたい」と手をあげる STEP 4
早いもの勝ちが原則
- 5 大事なせつめい・契約 STEP 5
手付金をはらう(ねだんの5〜10%)
- 6 ローンの本しらべ STEP 6
契約のあとに正しく申しこむ
- 7 お金をはらって鍵をもらう STEP 7
のこりのお金をはらい、家が自分のものに
- 8 引っこし →(よく年)申こく STEP 8
ローン控除(税金が戻る)の申しこみ
家のねだんとはべつにかかるお金(諸費用)
家を買うときは、家のねだんとはべつに、税金や手数料、保険のお金がかかります。これをまとめて「諸費用(しょひよう)」と言いますね。目あすは新築で家のねだんの3〜7%、中古で6〜10%くらい。原則として現金(げんきん)で用意します。
諸費用は、大きく「税金」「手数料」「保険」の3つのなかまに分けられます。
- 税金(ぜいきん):契約書にはる印紙税、登記(とうき=「だれの家か」を国の帳ぼに書くこと)の税金、家を買ったときに一度だけかかる税金など。
- 手数料(てすうりょう):仲介手数料、登記をしてくれる司法書士(しほうしょし)へのお礼、ローンの手数料など。
- 保険(ほけん):火事や地震にそなえる保険。一戸建ては地震ふくめて1年で5万〜9万円くらいです。
仲介手数料のかんたん計算
仲介手数料は、家をしょうかいしてくれた不動産屋さんへのお礼のお金です。法律で「これ以上はダメ」という上限が決まっていて、それより高く取ることはできません(安くするのは自由です)。
400万円より高い家なら、計算がいっぱつでできるかんたん式があります。式はこれです。
仲介手数料のかんたん式
これに×1.1(消費税)をかける
万円
3,000万円の家なら
(3,000万×3%+6万)×1.1
万円
5,000万円の家なら
(5,000万×3%+6万)×1.1
式は(家のねだん × 3% + 6万円)× 1.1ですね。「+6万円」は、計算をかんたんにするためのちょうせい分。さいごの「×1.1」は消費税10%のことです。むずかしく見えますが、ねだんに3%をかけて6万円たして、さいごに1.1をかけるだけ、とおぼえれば大じょうぶ。
手付金・大事なせつめい・契約
契約のときにはらうのが手付金(てつけきん)です。「この家、ぜったい買います」というやくそくのしるしとして、買う人が売る人にわたすお金ですね。だいたい家のねだんの5〜10%(3,000万円なら150万〜300万円)。このお金は、さいごに家のねだんの一部にあてられるので、べつに取られるわけではありません。
契約の前には、専門の人(宅地建物取引士=たくちたてものとりひきし)が、その家の大事なことを書面でせつめいしてくれます。これを大事なせつめい(重要事項説明)と言います。じゅんばんと、たしかめることを見てみましょう。
| ステップ | いつ | かならずたしかめること |
|---|---|---|
| 大事なせつめい | 契約をむすぶ前 | 建てるルール・道路・災害リスク・管理費・ローン特約 |
| 契約・手付金をはらう | せつめいのすぐあと(同じ日が多い) | ねだん・引きわたし日・やめるときのルール |